いろいろな毛細血管|You-MOST
2020/11/17
さまざまな毛細血管
さまざまな毛細血管の写真を掲載しました。
いろんな形をしていますね!
上の4枚は、まっすぐ伸びている長さがありキレイな血管といえるでしょう。
スケールは1mmの幅で、1目盛50μmです。
一般的に毛細血管は1mmの中に7から10本程度が正常です。
それを下回る本数であれば、血管が少ないと判断され「冷え性」である可能性が高くなります。
これは、利き手と逆の薬指で撮影した写真です。
何故、利き手と逆の薬指で血管の動きを観るのでしょう?
それは、利き手ではない方の手は利き手と比べて動かす確率が低く、特に薬指が単独で動かす可能性が低いからなのです。
あまり動かさない部位の毛細血管を観察することが、その人の全身状態を反映しているという訳です!
上4枚と下4枚を比較
上の4枚と比較して下の4枚はどうでしょう?
よじれがあったり、本数が少ない、長さが足りないなどさまざま。
何故、こんな風になってしまうのでしょうか?
生まれつき?なんてことはありませんよ。
何故なら、毛細血管は「80歳であっても新しく生まれてくるからなのです」
毛細血管は柔らかいゴムホースと同じ。
たくさんの血液が流れていれば、” パンッ ” と張りのある血管が伸びてきますが、流れが少なかったり、運動後などで心臓の負荷がかかってようやく流れるくらいの血流だと、よれたりねじれたりしてきてしまうのです。
普段から血流を良くしておけば、キレイな血管を取り戻すことができる・・・ということです。
張りがあって、ピンとまっすぐに伸びた血管にするためには流れと栄養が必要です。また、不要な油、特にトランス脂肪酸は血液内に悪玉コレステロールを増やすだけでなく、善玉コレステロールを減らしてしまうというデータが農林水産省のホームページにも記載されています。
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trans_fat/t_eikyou/trans_eikyou.html
トランス脂肪酸の中でも気を付けたいのが「マーガリン」や「食用油」。バターやオリーブオイル(プラスチックボトルに入っているものは不可)に変えるだけでも違いは出てくる期待が持てます。
国内で大量生産されているパンにも危険があり、私の知る限りで唯一「超熟 国産小麦」がマーガリンやイーストフードを使用していない、安全なパンのようです。
パン屋さんで販売されているパンが流行っているのは、そのような添加物を使用していないところに人気があるのかもしれませんね?
血管を再生するために必要なものは「体温」と「血流」
血管を修復するのに役立つのは「NO(一酸化窒素)」のお話を次回に!