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2021/06/22

CPAPによる健康被害の恐れ?

あるCPAP装置供給メーカーから通達があった

1.今後しばらく新しい器械を供給していくことが困難な状況になりました。

2.他社への器械交換も致し方ありません。

 

その「通達」の背景はこうだ

 製造した国で、その器械を使用している患者さまから「健康被害の報告」があり、検証した結果「その可能性を否定できない」と結論が出たようである。

内容として、この「コロナ禍」という状況も手伝ってかオゾン発生器CPAP用のクリーナーとして大手ショッピングサイトなどでも数多く販売されている。

その商品でCPAPを使用していない時間に除菌しながら、CPAPを使用し続けたところ器械に使用されている部品が劣化し、粉末状となりそれを吸い込んだことによる健康被害であった。

 

これを真摯に受け止めたメーカーの対応が「リコール」を打ち出し対応していくと製造している国で動き出したため、輸入している日本でも「それに対する対応」と「今後の予測を踏まえた対応」として通達されたのである。

機種に関わらず対応すべき内容

一般の方は「オゾン」に対しての知識は希薄かも知れない。

私は以前、このオゾンによる除菌装置を「CPAPの臭い取りとして使用しませんか?」という営業を受けたことがあり、実際に試したこともある。

 

そのときに教えていただいた内容の中に、オゾンは除菌効果があるものの人体には毒であると。

また、内部で使用されている「ゴムパッキン」や吸音スポンジ、プラスチック類なども劣化させる恐れがある、、、と。

 

試用してみた結果、臭いは取れない器械が傷むのであれば当然「不採用」としたのだが、Amazonや楽天で「CPAP」と商品検索すると4~5千円程度で注意書きもなく販売されている。

その使用者が増えれば、同様の事例が日本国内でも起こってくるのは目に見える。

これは、特定のメーカーに限らず起こりうることであるため、弊社ではすべてのユーザー様に注意喚起を行う予定をしている。

 

オゾンによる「CPAPクリーナー」を使用している人は、想像するとわずかな人に限定されると思うのですが、可能性がある以上機器供給会社としての「使命」として、全てのユーザー様に「安心」してしようできる環境を整えていきたいと考えております。

 

決して「対岸の火事」ではないことを意識して参ります。